[単行本] VTJ前夜の中井祐樹
増田俊也:著
イースト・プレス
2014,12/22 初版
B6サイズ(ハードカバー) 帯付
◆VTJ前夜の中井祐樹
◆超二流と呼ばれた柔道家
◆死者たちとの夜
◆対談 和泉唯信描けX増田俊也「思いを、繋げ」
<ジェラルド・ゴルドー選手に注意1です>アナウンスが入ると場内が沸いた。このときすでに、中井の右眼はゴルドーの親指の爪によって眼球の裏までえぐられていた。
1995年、日本武道館で行われたVTJ95。中井祐樹は、過酷な無差別級トーナメントを北大柔道部で身に着けた寝技を武器に闘っていくー。格闘技史に残る伝説の大会を軸に、北大柔道部の濃密な人間関係を詩情豊かに謳いあげた『VTJ前夜の中井祐樹』。
天才柔道家・古賀稔彦を8年かけて背負い投げで屠った堀越英範の生き様を描いた『超二流と呼ばれた柔道家』。
さらに、ヒクソン・グレイシー、東孝、猪熊功、木村政彦ら、生者と死者が交錯する不思議な一夜の幻想譚『死者たちとの夜』。
巻末に北大柔道部対談を併録。
人間の生きる意味を問い続ける作家、増田俊也の原点となる傑作ノンフィクション集。
500円
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