[単行本] ふざけんな！オレは本気だ！ （大仁田 厚）
大仁田厚：著
扶桑社
1991,5/24 初版
Ｂ６サイズ 帯付
一．ガキの頃
オレが考えるプロレス オレのプロレス FMWのプロレス／生まれる前のオレ もうその頃から 馬場さんと縁があった／両親が離婚した／「何をやろうか」といつも考えてた オレにはグレてる時間なんかなかった／ロマン 夢 それを追いかけた男たちが好きだった／思い立ったらすぐ動く 日本一周の 旅に出た／『アドベンチャー少年』 これがその頃の オレの肩書き／家が焼けた それで日本一周も 終わりにした ほか
二．プロレス
プロレスラーっていうのも おもしろそうだなって思った 十六歳の終わりだった／馬場さんは凄い人だ 馬場さんの教えは 今でもオレの中で生きている／「嘘をつくな」 これが馬場さんから学んだ 一番のこと／若手三羽烏が集った そして 遂にデビュー戦 緊張した／初めての海外遠征 絶対チャンピオンになる 自分自身で決めてた／さあ 今までのことは すべて忘れて プエルトリコに突撃だ／海外のプロレスは 日本のプロレスと システムも何もかも違ってた／念願のチャンピオンになる これで 堂々と日本に帰れる そう思った／日本ではタイガーマスクの時代 ちょっと待て オレはチャンピオンだ／『再起不能』 そんなのは嫌だ それだけを考えてた／引退 でもオレはこの後 どうやって生きたらいいんだ／目標がなくなった 女におぼれた ホント 自分が情けなかった ほか
三．リタイア
働くしかない 食っていかなきゃならない でも 何をしたらいいんだ／突然儲かった 新しい目標 金を追いかけることにした／日銭を稼ぐ毎日 自己嫌悪 このままじゃ終わらないぞ／すべてはタイミングだ もう一度 プロレスがオレを呼び戻した ほか
四．ＦＭＷ
ゼロからのスタートじゃない マイナスからのスタート でもオレはやる／オレのFMW みんなオレについてきてくれた そしていよいよ旗揚げだ／FMWはオレ自身 デスマッチが邪道でも オレは生き抜くためにやる／有刺鉄線デスマッチ 日本で初めての形式 でも やるしかない／オレ自身がプロレスのファンだ だからこそ怒った 後楽園ホールマイク投げ事件／九十年八月四日 ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ 命がけのデスマッチ／ソ連 ディラとの提携 偶然が引き合わせてくれた 本当に不思議だった／今まで いろんなことがあった ファンの声が暖かかった 感動した／オレがめざすFMW 日本人のプロレス 魂のレスリング／オレが求めていたもの FMW ファミリー／オレの夢 東京ドーム これからのFMW ほか
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